6/29開催 齋藤史夫先生(元家政学院大学准教授)『子どもの権利条約 伝え方ワークショップ』
開催レポートです!
★はじめに、代表あいさつ。

前代表の津田玄児弁護士が亡くなられ、
代表が不在だった「ねりまチャイルド」。
このたび、同事務所に所属する
長和弁護士に、代表をお引き受け頂きました。
長和弁護士からは、
子ども家庭庁が今年6月に出した
『こども白書』を紹介しながら、
こどもの権利の大切さ、
そのために学んでいくことの意義を
語っていただきました。
★続いて、齋藤史夫先生のお話へ

【自己紹介】
国ではなく民間で出している
『子ども白書』も担当しているよ……
といった自己紹介からスタート。
【31条のひろば】
続いて、「31条のひろば」の紹介。
https://kodomo31.jimdosite.com/
子どもの権利条約で、遊ぶ権利を記しているのが、31条。
その31条を体現したのが、「遊びと自然と文化のひろばキャンプ31」。
自然のなかでおもいきり遊ぶ様子、科学する子どもたちの様子を伝えていただきました。
【今、こども基本法の時代】
以下、齋藤先生のお話のポイントをお伝えします。
- すべての「こども施策」は憲法と子どもの権利条約に基づくと書いてある。
- こどものいる場所はあらゆる場所が居場所になりうる。ただし、こどもがそう思わなくてはいけない。
- そのためには子どもの声をきいて、子どもたちと一緒に行う。
- いいことが書いてある!
- そのためには、学童などにしっかりお金を出さないと……
【4つの基本原則】
- 差別ダメ
- 子どもの最善の利益(best interests)
- 生命・生存・発達の権利→気候危機も命に関わる状況に
- 意見を聞かれる権利、意見を表明する権利
【子ども時代を保障する6つの権利】
※日本の課題→子ども時代の保障
- 生存権(生きる権利、命と健康が守られる権利)
- 生活権(安心した生活が守られる権利)
- 学習権(学ぶ権利、わかるように教えてもらう権利)
- 遊び場・文化権(楽しく遊び、想像力を羽ばたかせていく権利)
- 更生権(失敗できる権利、やり直し、立ち直っていく権利)
→失敗を繰り返さないために考えることが成長につながる - 自治権・社会参加権(取りしきり、参加していく権利)
さらにその中でも、「こどもの権利条約31条(子どもの文化権)」について、具体的事例を踏まえて、伺いました。

★いよいよワークショップへ!
グループに分かれ、それぞれのテーマについて話し合い、発表します。
テーマと、出てきた意見をご紹介します。
①私が好きな権利・子どものときに大切にしてもらった権利、してもらいたかった権利
してもらいたかった権利
- 子どもの時は、子どもは意見を言ってはいけない空気だった
→子どもの権利のない状態の子どもたちがたくさんいることを考えなければいけない - 家の手伝いをさせられた
- 教育熱心で、たくさん習い事をさせられた
→遊べたのかなあ?
子どもの時に大切にしてもらった権利
- 学校を休みたいと親に言った。「行け」と言われると思ったら「いいよ」と言われた
- 一方的に教えられる授業ではなく、自分たちで自由に調べて発表する学習があり、記憶に残っている
→学習権、意見表明権、表現する権利
②今の子どもたちにとって大切だと思う権利
- 意見表明権。親としての反省も含めて……
→子どもが言える態勢になっていなかった
→気づいて、自分が学ばないと、そうなれない
→こういう場が大事 - こどもの時間
→子どもが「忙しい」と言う
→画面を観る時間にも奪われている
→大人がつい流して、こどもが見ちゃう場合もある - 今日何をするか、自分の行動を自分で決める
③子どもの声を聞いた!話し合いして一緒に実現した!体験
④子どもってすごいなぁと感じた体験
- 子どもは物を知らないからこそすごい
- 大人との約束を貫いてくれた
→純粋さ、突き進む力 - 「お母さんがんばれ」と3歳の娘に言われた
- こどもが海外に行きたいというので、行かせた
→自分で決めたことなので、楽しんで帰ってきた
⑤みんなと話して気が付いたこと・学んだこと・周りに伝えたいこと
※時間が足りず、このテーマまでたどりつかずでした……。

どのグループもとても盛り上がり…!
みんなで話し合うことで、どんどん次の話題が出てきますね。
時間がまったく足りない状況でした…!
★ご参加、ありがとうございました!
今後もねりまチャイルドでは、子どもの権利についての学習会を続けていきます。
またのご参加、お待ちしております!